過去ログ - ほむら「上条♪」 マミ「上条くん♪」 当麻「あばばば……」
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35:第十一回・決着 ◆J0nZQhi5n4XG[saga]
2011/11/29(火) 23:39:01.06 ID:YCBkI9pV0
ほむら「炎弾三十発分の爆発力よ……喰らいなさい! ――ティロ! フィナーレェェッ!」

交わした約束を、目を閉じ確かめる。
押し寄せた波を振り払って進む。
そんな辛くて苦しい努力は、もう必要ない。

だって、私達には、こんなに大切な仲間がいるんだから。
彼らのためならば、どんなに大きな壁も超えてみせる。
そう言い切れるだけの、大切な仲間が。

だから明日を信じて、もう眠りについてもいいんだよ。
ねえ、どこかの世界の暁美ほむらさん。


『アッ……ハハハハハハッ! キャハハハハァァァアアアッ!!』

だがしかし、まだ崩れない。魔法少女の全力全開の攻撃を受けてなお、
黒焦げでずるずるのずたずたになって、惨めったらしく地に堕ちてなお、
時計の魔女は原形を留めていた。
そこに、上条当麻が歩み寄る。
死にかけの身体を引き摺りながら、魔女のすぐそばまで歩み寄って。

当麻「辛かったよな、苦しかったよな」

握り締めた右手を、解く。

当麻「お前はよく頑張った、そっちの世界の俺が言ってたよ?」

その右手で魔女に触れて、

当麻「だからもう、良いんだよ。世界を呪うことなんてない」

ゆっくりと、撫でた。

当麻「お前の願いは、お前とは別の世界でだけど、ちゃんと叶ったから」


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