32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/12/01(木) 21:27:22.16 ID:pLc2ufOv0
美樹邸
さやか「ん、むにゃ・・・」
―――コードWよりコードB、コードWよりコードB
―――現地時間マルナナヒトフタ、ターゲット確認。
さやか「にゅ・・・ぅ、ダメだよぅ、きょぅすけぇ・・・むにゃ」
『こちらコードB、ターゲット確認了解、状況を開始せよ』
―――コードW了解。状況を開始する。
―――アクションまで5カウント。
テレパシーの発信を終えると僕は頭部の触腕を対象至近まで伸ばした。
『カウントを開始』
『―――5・4・』
目標の位置から標準を補正。触腕先端を一部屈曲。
屈曲した先端をもう一本の触腕で押さえ込む。
―――3――2―――
押さえ込まれた先端部位がギシリ、と軋んだ
―――1。
アクション。
べちっ。
さやか「いっ痛ぁぁぁっ!!!」
悲鳴が窓ガラスを揺るがす。
その後さやかは暫くベッドの上で悶えもがくと
さやか「何っ!? 魔獣の襲撃!?」
涙目になりながら指輪状態のソウルジェムから剣を引き抜いた。
こんな時ですら魔法少女を忘れない彼女にティースプーン一杯分くらいの敬意を表するが。
QB「おはよう、さやか」
残念ながら襲撃ではなく目覚ましなのだ。
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