過去ログ - 【ほむら】「あれから10年か…」
↓ 1- 覧 板 20
917:第3話「奇跡と魔法と、その代償」 ◆7F2DwKbdfg[saga sage]
2012/10/29(月) 01:09:30.48 ID:TY6KliiF0
【タツヤ】
「いや、実は・・・」
俺は今日コンビニで暁美さんにお世話になったことを二人に話し始める。
それと、俺がなんで暁美さんのことを知っているのかも簡単に説明した。
でも、流石に魔法少女関係のことは言っていない。そんなことしたら、あの人達の迷惑になるかもしれないし、それに・・・多分信じないだろうし。
【恭介】
「へぇ〜暁美さんが・・・」
【仁美】
「・・・・」
【タツヤ】
「はい」
暁美さんのことを話すと、二人は次第に口数が少なくなっていき、黙り込んでしまった。
先程までとは違い、リビングには重苦しい空気が流れ、エイミーだけがのんきにソファでゴロゴロと寝転がっている。
【タツヤ】
「あの・・・暁美さんとは、どういう・・・?」
【恭介】
「いや、あまり接点はないんだけど・・・」
【恭介】
「ちょっと、昔に色々と・・・ね」
【タツヤ】
「はあ・・・?」
昔・・・か。そういえば、あの珍獣もこの二人のことを知っているようだったな・・・。
今と似たようなことも言っていたし。
アイツが関わっているとすれば・・・多分、魔法少女のことだよな?
でも、恭介さん達は魔法少女のことを知らないみたいだし・・・。
この二人と暁美さんとキュゥべえ、この3人と1匹の間に・・・何かあったということだろうか?
う〜ん、でも何だろう。この二人の反応見てると・・・この人達が直接結びついているとは思えないんだよなぁ。
この人達を結び付けるには―――――――まだ何か欠けているものがあるような・・・そんな気がする。まあ、これは勘なんだけど。
【仁美】
「タツヤ君」
【タツヤ】
「? はい?」
それまで黙って俺の話を聞いていた仁美さんに突然名前を呼ばれた。
仁美さんは目線をキョロキョロと泳がせ、落ち着かないような素振りを見せる。
そして、意を決したように俺に向けて言葉を続けた。
1002Res/663.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。