過去ログ - 【ほむら】「あれから10年か…」
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950:第3話「奇跡と魔法と、その代償」 ◆7F2DwKbdfg[saga sage]
2012/11/09(金) 00:49:26.93 ID:Xj2zG4h70

【恭介】
「お風呂上りで体が冷えたのかな・・・?」

【恭介】
「ごめんよ。なんだか無理させていたみたいだね」

【タツヤ】
「い・・・いや・・・そんなことは・・・」


この頭痛は恭介さんのせいじゃないのに、いらぬ心配を掛けてしまった。
まあ、目の前で頭を抱えられ苦痛に歪む顔を見せられたら、誰でもそう考えちゃう・・・か。

せっかく俺のために演奏してくれたのに、悪いことをしてしまった・・・。


【恭介】
「とりあえず、今日はもう寝たほうが良いよ」

【タツヤ】
「あ・・・・はい・・・すみません」


結局、恭介さんは俺の身体を心配して、ヴァイオリンを弾くのを止めてしまった。
そのまま、俺を客間まで案内してくれて、わざわざ布団まで敷いてくれた。
本当に今日は恭介さんには迷惑ばかり掛けてしまっているな・・・。

そんな罪悪感を覚えながらも、布団に入ると演奏中には感じなかった睡魔がやって来る。

あんなことになるくらいなら・・・むしろ、睡魔に襲われたほうがマシだった・・・な・・・。

本当に・・・この頭痛・・・って、なん・・・なん、だよ・・・・。


まだ寝るにはだいぶ早い時間だったが、俺は理不尽な頭痛に悩まされながら・・・徐々に眠りに落ちていった。




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