過去ログ - さやか「トイレの壁にほむほむがビッシリと……」
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620:『ほむの芽』[sage]
2011/12/23(金) 23:14:14.57 ID:MTQXCp2c0

ほむほむ「ホム…ホムゥ…」ナミダメ

ほむほむは怯えながらも逃げようとしない。
いや、逃げたくても逃げられないのか。

グーキュルルル

残った右腕でおなかを押さえている様子を見ると、このほむほむは飢えてもう動けないようだ。
よくみればその顔はほむほむ特有のやわらかい頬もこけ、顔色も悪い。

「お前、腹減ってるのか?」

ほむほむ「…」コクリ

どうやら餌の蓄えに失敗したほむほむのようだ。
左腕をさやさややあんあんあたりに食べられ、それでもなんとか逃げてきたのか。
だが、それにしては違和感がある。
それはまだ黒ずんでいない血の後のような染みがほむ服についていること、
そして無事だとおもっていた右手の指が何本かなかった。

まさか、このほむほむ…

「お前、もしかして…その腕や髪の毛、自分で食べたのか?」

ほむほむ「ホビャァ…」ナミダメデウナヅク

あまりにも食料が無いとき、群れで一番の年長ほむが自分を餌として群れの若い命を守るという話を聞いたことがあるが、
まさか自分自身を餌にしたほむほむというのは聞いたことがなかった。



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