過去ログ - 憂「明日、お姉ちゃんの誕生日だよ」 梓「あっ!?」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/11/28(月) 00:41:41.91 ID:7aar4mj6o
「……」

小銭が数枚床を転がる。
それ以外に音はない。
もちろん、
紙幣があるわけじゃない。

「うわぁぁぁぁん!」

「梓ー何時だと思ってるの!?」

「お金ないよぉ!」

「遊びすぎの自業自得よ! 良いから寝なさい!」


母親に怒鳴られ、
渋々布団に潜るも、寝れるわけがない。
確かに、
なにか為になることをしてもらってるのか?
そう聞かれれば梓は間違いなく首を横に振り、
文句を並べ立てるだろう。

しかし、
一緒にいてくれることが、
梓にとってはとても有難い事だった。
何か為になるわけじゃない。
むしろ、抱きついてくるのは暑苦しいの分類のはず。

けど、
唯からのスキンシップであるハグは、
梓にとっては大事な1コマだ。
それがなければ、
梓は学校というものがつまらなく感じてしまうかもしれない。
もちろん、
それだけが大事というわけではない。


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