過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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25:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2011/11/29(火) 00:30:57.21 ID:GDLiPHVAO
 そんなことを言ってスレーチャーは軽くグラハム准尉を小突く
 こんな楽しそうなスレーチャーも久しぶりに見たが、それに従うグラハム准尉もまた、スレーチャーを強く慕っているようであった

スレーチャー「若僧、ペイント弾落としてから外周三十周だ。行ってこい!」

グラハム「は……はっ! 了解致しました少佐!」

ホーマー「……おう……」

 グラハム准尉が絶望を表情に浮かべながら走り去っていく
 見かねたギルボアがついて行ったのが見えた
 こっそり手伝うつもりなのだろう、相変わらず優しい男である
 見えなくなってから、スレーチャーの顔は満面の笑みを浮かべてホーマーの肩に手を置いた
 力強い、大きな手だった

スレーチャー「どうだい、あれが俺の後継者だ」

ホーマー「なに……? それは本気か、スレッグ」

スレーチャー「本気も本気さ、あいつはいずれ俺さえも超えるパイロットになる」

スレーチャー「今から楽しみで仕方ねえのさ……あの若僧、どんどん腕が上がっていくんだ」

ホーマー「あの若者がか……」

スレーチャー「娘にも話してはいるんだ、もしかしたらスレーチャーが二人になるかもな」

ホーマー「……少々気が早すぎやしないか……?」

スレーチャー「はっはっは、グラハムにも、娘にも言われたよ」


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