過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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264:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2012/05/15(火) 01:33:43.83 ID:6AXLnW2AO
 ガンダムサダルスードのコクピットが開き、中から白いコートを着用した青年が姿を現す
 少し癖のある金髪に蒼い瞳、微笑を浮かべた中性的な顔は、街中を歩けば老若男女振り向かずにはおれまい美男子のそれであった

ヒクサー「うん……サダルスードはティエリアに見てもらうとしよう」

ヒクサー「行くよ887、黒HARO。此処にいたら二人が警戒を解いてくれないからね」

887「なーんか釈然としないなぁ」

黒HARO『シカタナイ、シカタナイ』

ヨハン『……私が出迎えるまでそこにいてもらおう。構わないな?』

ヒクサー「あぁ、問題はない」

 短いやりとりを重ね、話を進めるヒクサーとヨハン
 一分一秒が惜しいのはどちらも同じこと、許された時間の中でヨハンは可能な限りの警戒をして事に当たっていた
 ヨハンを待つヒクサーの横顔を、ティエリアは高感度センサーで拡大して表示する
 やがてティエリアの脳髄は、該当するデータを探し出し朧気ながら投影を開始する
 それは武力介入が始まる前、ヴァーチェが未だ粒子兵装と実弾兵装、どちらを実装するか思案の域を出ていなかった頃の記憶にあった


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