過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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342:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2012/07/22(日) 02:59:22.01 ID:szfvAdVAO
――緊急便――

兵士「揺らすなよ、麻酔は効いてるが重傷だからな」

兵士「せー……のッ!」

兵士「……ふーっ……」

 集中治療カプセルに入れられたまま、ダリル少尉が輸送機に運ばれていく
 ジョシュア、タケイ、リディ……遠目ながら、やはり見送る者達は多かった
 カプセルに向け敬礼をすると、何も言わず隊員達は持ち場に戻っていく
 その表情は険しく、無言の中に無念が見えるようであった

兵士「よーし、良いぞ」

医師「医務室に運んでくれ、経過は私が見よう」

兵士「了解致しました」

 手続きを手短かに済ませると、軍医が荷物を重たげに担ぎ上げる
 傍らにはグラハムが、消えぬ隈を目元に残し立っていた

グラハム「ダリルを宜しくお願いします、先生」

医師「……グラハム少佐、ガンダムの件は……」

グラハム「……意識が戻り次第、経過を見てお伝えしていただきたい」

グラハム「出来れば、ダリルが起きる前に我々が証明してやりたいのですが……それも叶いますまい」

医師「心中お察しするよ、少佐」

グラハム「軍人なぞこんなものです」

グラハム「それと彼女の身柄も……」

ミーナ「ごめんなさ〜い! 待たせちゃった!?」

医師「!」


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