過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2012/12/12(水) 12:51:14.49 ID:WksrI/rAO
プルツー『少し、黙れ。邪推、つまらない勘ぐり、最悪の想定……あぁ、好きにすればいい』
プルツー『でもいちいち口には出すな。あたしはお前に話をしに来たんだ、お前の話を聴きにきたんじゃない』
マリーダ「う……っ」
リヴァイヴ「……」
猫が首根っこを捕まれるが如く、言葉も出ずに俯いた。
脳波のプレッシャーも、外見的な威圧感も無い。
にも関わらず黙らざるを得なかったのは、彼女の存在が計画を想起させるのと
やはり、自らの姉だという事実が内側から蝕んでいる、ということなのだろう。
本来ならば歓喜の感情が沸き起こっても仕方ない筈なのだが、それはすっかり鳴りを潜めてしまっていた。
あの手紙が来たときから、薄々は感づいていたことだったからかも知れないが。
リヴァイヴ「じゃ、そろそろ話をしてもいいかな?」
マリーダ「!」
プルツー『お前なぁ……』
リヴァイヴ「ふふふ、モニター越しでは感動の再会には程遠いだろう」
リヴァイヴ「それにデヴァインを待たせすぎると少し面倒なんだ。脳量子波が短気なんだよ、彼」
プルツー『知ったことか』
リヴァイヴ「まあ、手紙を蔑ろにされたのに関しては、今の叱責で少し気が晴れたよ」
プルツー『なんだ、お前意外にちょろいな』
リヴァイヴ「流石に前言撤回させるのが早すぎるよ小娘」
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