過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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408:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2012/12/12(水) 13:03:38.08 ID:WksrI/rAO
 立ち上がるリヴァイヴ、合わせるように壁から背を離す。
 しかし、寸前で出口の前に動き、リヴァイヴを留めた。
 朱と蒼、二つの視線が交わる。
 リヴァイヴは一瞬だけ腰のホルスターに手を延ばしたが、眼を見て何かを感じたらしく、ゆっくりと手を離した。

リヴァイヴ「……何かな、お嬢さん?」

マリーダ「これだけはこの場で聞かせてほしい。誰から私達のことを聞いた?」

プルツー『おい、トゥエルヴ』

リヴァイヴ「良いじゃないかプルツー、一つなら」

プルツー『ちっ』

リヴァイヴ「さて……質問の意図が曖昧だが、調査したから、じゃ不足かい?」

マリーダ「お前の頭がそうは言っていない……と言ったら?」

リヴァイヴ「はは、成る程、そう来たか」

リヴァイヴ「ならば此方の答えは、すごく念入りに調査したから――だ」

マリーダ「…………」

リヴァイヴ「さあ、道を開けてくれ。君の甘い体臭に酔いしれるのも結構だが、同僚の抗議を受け続けるのもなかなかに辛いものでね」

リヴァイヴ「ただ、君の好奇心を満たす機会はいずれ必ず訪れる、と約束するよ」

マリーダ「良いだろう」

 視線は外れ、遮るものの無くなったリヴァイヴが再び歩み始める。
 後に続くマリーダは、疑念と根拠を脳内で吟味し、予測する。
 彼らに情報を与えた者、その正体を。


――――


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