過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2013/02/07(木) 02:57:11.51 ID:J3/JFd5AO
そうだ、敵はガンダムもどきだけではない。
水中を航行できる新型MS、そして基地を破壊した強力なビーム兵器を有する機動兵器も存在している。
敵陣中央を強襲するグラハム少佐だけじゃない、自分達だっていつ死ぬか分からないんだ。
ダリル少尉は幸運にも生き延びられた。
でも、彼よりも技量の劣る自分は……もしかしたら助からないかもしれない。
リディ(殺されてしまうかもしれない――。)
いつも隣り合わせにあるはずの死が、その時ばかりはやけに身近に感じられて。
マリーダ中尉の指が肩に触れるまで、きっと情けない顔をしていたことだろう。
マリーダ「リディ准尉?」
リディ「っ! は、はい!?」
マリーダ「いや、何でもない。反応するのか確かめただけだ」
リディ「……すみません……」
セルゲイ「大丈夫かね。新兵だと聞いているが、オーバーフラッグスからは彼が出るのだろう?」
マリーダ「マスターの推薦です。若くはありますが、必ずや作戦遂行の一助になるかと」
ジニン「若……い……?」
ジョシュア「あぁ止めとけ、そこつっこんでたらキリないぜ」
セルゲイ「ふむ、成る程な」
セルゲイ「あの男が言うなら、そうなのだろう。よろしく頼むぞ、准尉」
リディ「……はい」
一度でも、そう考えてしまったのが悪かったのだろうか。
その日のミーティングの内容は、結局まるで耳に入らずじまいで。
結局、フェルトに電話をしようと思っていたことも、少佐に自分を推薦した理由を聞くことも。
何もかもすっかり忘れ、ベッドの中に沈み込んでしまったのだった。
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