過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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442:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2013/02/07(木) 03:35:19.35 ID:J3/JFd5AO
 カタギリは僅かな言い回しの変化にも気付き、訝しがる。
 遠回しに追及してみようとも考えたが、恐らくボロは出すまい。やはり付き合いが長すぎるのだ。
 やはり真っ正面から問いただすに限る。
 お互い、いつだってそうしてきたのだから。

グラハム「なぁ、カタギリ」

グラハム「……私に何か隠し立てをしてはいまいな?」

ビリー「……突然だな……何か思い当たる節でもあるのかい?」

グラハム「……このMSさ」

グラハム「ただでさえNT兵士に対する対応が硬化しているときに、私に対して明らかにオーバースペックのGN―Xが送られてきた」

グラハム「こんなもの、普通ならあと数年隠してもおかしくはないMSだ。それをあろうことか、彼らの不信をその身に受ける私が受領したのだぞ」

グラハム「それだけでも、どうしても拭い去れぬ違和感を私は覚えるのだよ」

ビリー「…………」

グラハム「だのに、だのにだ。お前もマリーダも、私以上に鋭敏であろう二人が、私に何の疑問も口にしない」

グラハム「私自身の違和感よりも、むしろそのことが気にかかるくらいだ」

ビリー「それは……」


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