486:新人 ◆4jPnOLgqH.[saga]
2011/12/27(火) 01:55:07.66 ID:wn00b2eA0
犬子「か、買い過ぎじゃぞ……猫子ッ」
猫子「安かった、から……買い溜め……でも、冷蔵庫……入り切らない、かも」
犬子「店主が値切らなくても値引いてくるってどんな状況じゃ……重すぎるし……致し方あるまい。ほっと」
――ぽぅ
猫子「あ……軽くなった」
犬子「まさか、こんな下らぬ事に力を使う日が来ようとはな。家につくまでじゃぞ?」
猫子「ん、それだけでも……十分。それと……わんこ、晩御飯……食べて、行く?」
犬子「この量だと御主達の冷蔵庫だと入り切らぬじゃろうしな。うむ……オカマに電話で聞いてみるか。
平気じゃったら、吾も食べて行くのじゃ。どの道、調理も手伝わなければいけないじゃろ?」
猫子「いてくれたら、助かる……と、思う」
犬子「なぜそこで詰まるか……。ふんっ、もし食べて行くなら肉の半分は食べてやるのじゃ!覚悟するとよいっ」
猫子「人参……多く、いれてあげる」
犬子「吾の苦手な野菜を入れるのは止めるのじゃ!鬼畜か貴様!入れるなら肉を……って、鶏肉だけじゃったな……。
自分で助言しておいて後悔したのじゃ……こんな事なら高めの肉でも強請ればよかったのぅ……」
猫子「どっく、ふーどには……肉、入ってる」
犬子「あれは人参より嫌じゃ!味がせぬ上にぼそぼそで……お、思い出しても吐き気がする。犬は強いられておるのじゃ……。
毎日あれを食事として出されるのは舌に慣れさせる為じゃ……。普通の食べ物を食したら、あんな物食べ物とは言わぬ……」
猫子「犬も、大変……ですね」
犬子「犬じゃなくて犬神だと言っておろう!がぅがぅ!」
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