236: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/05(月) 00:25:19.86 ID:8La7/OCFo
〜〜〜
夕方、ミサカは上条を発見し、声をかける。
「おや、今日はよく会いますね。とミサカは上条当麻に声をかけます」
上条は街中をフラフラ歩き回っていた。
「ん、あぁ、なんか……な」
「……すみません、ミサカから声をかけて置いてなんですが。用事が出来ました」
ミサカはくるりと向きを変えて路地裏の方へ歩いて行く。
「あ、おい、あんまそっち行くとあぶねーぞ」
上条もついてくる。
――計画通りです。
できるだけ複雑な道順を通り途中一旦上条を撒く。
そして、目的地においてある麻袋を担ぐ。
「ったく、待てっていって……ん……だろ?」
まず感じたのは異様さ。
そして不快な臭い。
「な、なんだここ……」
そして上条はあるものを発見する。
「そ、その靴……お前らと同じ……まさかっ!」
「はい、ここは本日の実験現場です。とミサカはここに死体回収に来た事を暴露します」
よく見ると周りの壁には血痕。
地面にも大きな血の跡があるのを見つける。
上条は死を間近に感じ、恐怖する。
体の震えが止まらず、膝をつく。
そんな上条を笑うかの様に、一人の男が現れる。
「おいおい、一般人をこんなところまで連れて来るンじゃあねェよ」
横の道から現れた男はミサカを睨みつける。
「な、なんで……こんな……」
「理由?ンなもン暇だからに決まってンだろォが……てめェもプチっとぶち殺してやろうかァ?ヒャハハハ――――」
人を殺す事をただの娯楽と笑う。
「……ふン、俺は先に帰る、てめェはさっさとそのゴミ処理してこい」
上条が反応をしないと分かると、つまらなそうにミサカに指示して去って行った。
その一方通行を見つめる目つきは激しい怒りで満ちている。
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