過去ログ - 一方通行「青紫色の携帯電話」
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55: ◆hZ/DqVYZ7nkr[sage saga]
2011/12/01(木) 00:18:40.83 ID:/QGrE+6vo
「じゃあ、俺たちが断り続けても……」

「おそらく本当にアレイスターにとって必要な実験なら無理矢理実験は開始されるでしょうね」

「実験の大前提は?」

じっと黙り二人のやり取りを聞いていた垣根が口を開いた。

「知らないわよ、そんなこと、私はクローンを作るとこまでしか詳しくは教えられてないもの、実験自体の事は知らないわ」

「一方通行は?」

「俺がこの街で桁外れの力を持っている事だと聞いた」

「つまり……誰にも負けないって事かしら?」

「だったら前提を崩そうぜ」

「どうやって?悪りィが俺は誰にも負ける気がしねェぞ」

垣根は何かいたずらを思いついたように笑った。
そして、そのいたずらを口にする寸前、

「あー、その前にひとついいかしら?」

垣根を遮るように芳川が言う。

「私、いま妹達を保護してるんだけどこの子達の世話というか保護というかしてもらえないかしら?」

「……ごめん、芳川、俺耳悪くなったみたいだ。もう一度いってくんね?」

「研究ノート取られたときにこの理論を使ってクローンを作るなら管理は私にやらせてくれるように交渉しておいたのよ、そしてわざと失敗を続けてたのよ。
でもいつの間にか私の知らない所で成功個体が二体作られてた。それを奪って逃走中なのよ、私」



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