829: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/02/16(木) 20:56:48.16 ID:/1Nh7+6to
〜〜〜
「あー?依頼?……チッめんどくせぇ……はいはいわかりましたよ死ね」
乱暴に電話を切ると、暗部組織アイテムのリーダー麦野沈利は同じアイテムの人間、絹旗最愛に電話をかけた。
「依頼だ。第七学区のアジトに集合よ」
『こんな時間からですかぁ?私、超眠いんですけど……内容は超なんですか?』
「天井亜雄って男の拘束、生きてれば腕の一本二本なくてもいいらしいから鬱憤はそいつにぶつけなさい」
『……超了解です』
電話を終えると、麦野は大きくため息をつく。
寝巻きを脱ぎ捨てジーンズと七分袖のシャツをきた。
携帯と札を数枚財布から抜き取りジーンズのポケットに突っ込むと部屋の鍵を手に取り、フレンダへとコールしながら玄関へと向かった。
「あ、フレンダか?依頼だ。第七学区のアジトへ来い」
『りょうかーい』
テレビの音が微かに聞こえていた。
前に自分の部屋にはテレビを置いていないと言っていたのでアジトに既に居たのだろうと、そんな適当な事を考えていた。
「滝壺は……呼ばなくていっか」
麦野はサンダルを履き、家を出た。
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