872: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/03/19(月) 02:15:21.45 ID:HQ735hYIO
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「こいつらを殺さず超絞め落とせば良いんですよね?」
麦野が消えたのを確認すると絹旗最愛は垣根にそう尋ねた。
「お前らに貸しなんか作ったら何やらされるかわかったもんじゃねぇからな、そこで黙って第二位様の強さを拝んでおけ……邪魔したら残りの人生五体満足で過ごせると思うなよ」
殺し意外ならばなんでもやるぞ、とその目は語っていた。
「これは暗部とは関係ありませんよ。暗部のお仕事は“天井亜雄の超捕獲”ですから。
むしろ私が死なないための貸し作りです。単刀直入に言いますね、もし私やフレンダ、滝壺さんがこの先超ヘマをしたら麦野に殺される前に連絡いれるんで超助けにきてください」
「あ?」
「私嫌なんですよね。下部組織や研究員、その他大勢の学生がいくら死のうと構いませんが、私はアイテムの誰かが死ぬのは超嫌なんですよ」
「……自分勝手な奴だな」
垣根は「これだからお子様は……」とでも言うようにため息をついた。
「約束は出来ねぇが努力はしよう。いくら暗部だろうがもう、知り合っちまったやつが死ぬのは勘弁だからな」
「超交渉成立ですね。では、頼みましたよ、人の死を最も忌避する第二位さん」
満足そうに笑うと、絹旗は戦闘態勢へと、気を引き締めた。
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