910: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/04/18(水) 22:49:55.91 ID:NAZLefJIO
「これは敬意だと、私はそう言ったがそれは一方通行、お前に対してのものではない。
私のプランを大幅に崩し、再構築を余儀なくさせたなんの力も持たないはずの一人の研究員への敬意だ」
アレイスターの声は明るい。
「……こいつを差し出したら、こいつはどォなる?」
「結果から言えば、死ぬ」
「お前はなンで急に出てきた?
絶対能力者進化実験はお前の許可した実験だろォ?
何もかもが嘘くせェ」
「そう、そしてそれは一方通行、お前が蹴った事で終わりのはずだったのだ。
第二位に話を持って行ったのはそいつの独断だ」
「でも、それをお前は黙ってみてた」
「幻想殺しにどんな影響があるか少し気になったのだ」
「上条ォ?」
「レベル5など私のプランにはそれほど重要ではない。何よりも重要なのは、幻想殺しだ」
アレイスターは、淡々と話す。
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