951: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/04/25(水) 19:34:03.19 ID:+SNSsMpMo
「多分、すっごく心配そうな顔しながらこんな事言うよ。
しかも本気で言うから垣根さんすっごい反省すると思うよ。
ミサカが言うんだから間違いない」
うん、と頷き窓の外へと視線をずらす。
ベランダからは一羽の名前も知らない鳥が飛んで居たのが見えた。
「……シャワー浴びてくるわ」
何回か大きく呼吸をすると、垣根は立ち上がり風呂へと向かった。
―― 結局俺が一番最後か。
冷水をかぶると、心臓を掴まれたような痛さが身体に走った。
徐々にシャワーの温度をあげ、適温にする。
ゆっくりと何かを溶かすように垣根は頭からシャワーを浴び続けた。
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