959: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/04/25(水) 19:40:33.17 ID:+SNSsMpMo
〜〜〜
「お姉様、ありがとう……か」
病院の屋上、御坂美琴は鈍色の空を見上げながらミサカ00296号の言葉を繰り返した。
「一方通行、あの子だけはあんたに恨み言を言うかもね……」
息をはくと、それは白くなり外の寒さを実感させる。
「そういえばあと一週間でクリスマスか……。
いい子にしてれば良かったなぁ、そうしたらサンタさんがプレゼント、くれたかもしれないのに……」
御坂は目を閉じ、冷たい風で肺を満たすように大きく息を吸い込んだ。
澄んだ空気は頭を浄化するかのように染み渡る。
「お姉様、風邪ひくよ?」
不意にかけられた声にパチっと目を開けると、相変わらずの鉛色が視界に飛び込んで来る。
声の出処を探し、視界を下に移すと自分によく似た小さな女の子が立っていた。
「打ち止めか。
……そうね、中入りましょ」
頭にぽんと手を乗せたあと、打ち止めの手を取り病院内へと続くドアへ歩き出した。
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