過去ログ - 一方通行「青紫色の携帯電話」
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972: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/04/28(土) 02:45:07.28 ID:ZUJ42Ia1o

〜〜〜

「帝督」

垣根がいつものように、芳川の病室へはいると、決して喋ろうとしなかった芳川が口を開いた。

「お、おおお……な、なんだ?」

垣根は自然に振舞おうとするが、逆にとても不自然になってしまう。

「一方通行は帰ってくるわ。
だから、私はもう大丈夫」

「そ、そうか……よかった」

「貴方も肩の力を抜きなさい。
皺、寄ってるわよ」

芳川は優しく微笑みながら垣根の眉間を指差す。

「……なぁ、芳川」

垣根は子どものような声を絞り出す。

「なぁに?」

芳川は、母親のような微笑みを浮かべ応えた。

「俺は……俺にできる事って、なんだ?」

「そうね」

芳川は、少し考える。


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