98: ◆hZ/DqVYZ7nkr
2011/12/02(金) 01:55:16.40 ID:yiEeaZqso
「ふふ、ありがとう。帝督も、たくさん食べなさいよ」
食ってまーす。という垣根の返事に笑顔をこぼし、そういえば一方通行は十年前はこんな顔をしていたな。と記憶が呼び起こされる。
夕飯は完食され、洗い物は垣根・一方通行・ミサカ00002号が引き受けた。
「いやぁ、まじで美味かったな!俺こんなに美味い晩飯とか十年ぶりだ!」
意外にも手際良く皿を洗いながら垣根はウキウキと話す。
「全くだな、俺も十年ぶりだ」
垣根が洗った皿を受け取ると、皿に残った水滴をベクトル操作で弾き飛ばす。
その皿を受け取り、食器棚に収納しながらミサカも同意する。
「私達は生まれてまだ一ヶ月という所ですけれど、一昨日、昨日、そして今日食べたご飯が一番美味しかったです、とミサカは幸せいっぱいだとアピールします」
「そォか……幸せか、なら良かった」
「だな」
三人は顔を見合わせ笑った。
そんな三人の様子を00001号は自分も混ざりたいといった視線で見つめ、芳川は微笑ましく見守るように見つめた。
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