982: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/04/30(月) 02:34:34.11 ID:+Xee8gWgo
〜〜〜
「佐天さんは馬鹿です」
「本当ですの」
「ええ、全く、大馬鹿ね」
家につき、扉を開けるなり三人は佐天に辛辣な言葉を浴びせる。
「……でも、そんな馬鹿な私を、心配してくれて……ありがとうございます」
頭を深く下げた。
「そして、ごめんなさい、心配かけて」
顔をあげ、しっかりと三人の顔をみながらいった。
「ほんと、どうしようもないお馬鹿さんです。
いったい、私がどれほど心配したか、わかりますか?」
初春は、目に涙を溜めながら怒っていた。
「うん、ごめん、初春」
「気がついたら佐天さん家出てて、携帯ならしても繋がんないし、近くのコンビニとか行ってもいないし……」
「ごめんね、初春」
「佐天さん、前に私言ったでしょう? 私は佐天さんが居なくなったら泣きますよ?
そして、あなたを見つけるまで私は探し続けます。
そんなの、めんどくさいからあなたは私の側にいてくださいって言いましたよね」
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