過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.12
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850:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/07/03(火) 20:23:00.46 ID:xNtZAltDO
「どうしたらいいんだよぉ・・教えてくれよぉ・・」

誰もいなくなった放課後の教室で、わたし新垣あやせは親友、加奈子の人生相談を受けています。

事の起こりは簡単、わたしからみれば些細な行き違いで、
やはり親友の桐乃と喧嘩になり、一週間以上にわたり冷戦状態にあるというもの。

「・・そりゃあ、よく考えれば加奈子のほうが悪いって認めちゃいるけどよー・・。
相手がアノ桐乃じゃん?どーにかなる相手じゃないっしょ?」

これは異常事態です。あの加奈子が自ら非を認めるなんて大変です、これは事件です。

「加奈子・・ほ・ん・と・う・に自分が悪かったと思ってる?」

「・・ッ!あ、そ、そりゃ・・うん、冷静に考えたら」

一瞬なにかに怯えたように身震いした後、もじょもじょと俯いて答えた加奈子。

追い込まれ非を認めた加奈子、今手持ちの資材、あとは秘密を共有できて、桐乃のオタク趣味を理解できる知り合い・・

ぽくぽくぽく・・ちーん

全ての必要なパズルのピースは揃いました。

「加奈子?よく聞いてね。
桐乃と仲直りするために、犠牲を払う覚悟は・・ある?」

「・・!・・ぁ、アリマス!」

それにしても、なぜいちいち怯えた小動物のような反応を返すのでしょうかこの子は。
可愛くてもっといじめたく もとい、協力したくなります

わたしは頭脳の中で、この
「オペレーション・タナトス」
の細部を立案しながら
「わかった・・協力するわ。」
加奈子を見下ろし、ほくそ笑む。

ピッピッピッ・・
「もしもし・・?珍しいじゃねえか」
「わたしです、あやせです。・・実は資料提供その他、
お兄さんに折り入ってお願いしたい事がありまして・・」


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