過去ログ - 王様「おお!!ゆうしゃが次のレベルになるためには…」 ゆうしゃ「カットで」    
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192: ◆bYs74oxxCg
2011/12/10(土) 20:56:07.52 ID:5HmD32bBo
神官「!?、彼は……遊び人の職業なのか」

ゆうしゃ「珍しいですよね、取り得といえば運の良さだけ、あんな職業誰もやりたがらない職なのに」

神官「いや、運の良さだけではない」

ゆうしゃ「え!?」






神官「彼に悟りの書は必要ない、すぐに賢者に転職可能だ」

ゆうしゃ「は?」

神官「だから転職できると言ったのだ」

ゆうしゃ「ええええええええええええええええええ!?」

ゆうしゃ「そっちの方がびっくりですよ!! なんで!? どうして!? いつ!?」

神官「落ち着きなさい、話が進まないから」

ゆうしゃ「そ…そうですね」

神官「そもそも遊び人という職業についた者がレベル20を越えることはほとんど無い」

神官「たいてい、名前の通り遊び回り、そのまま死んでいくのが通例だ」

神官「多くの者は知らないことだが、遊び人がLV20に達している場合」

神官「遊び人の者は賢者となることが可能だ」


ゆうしゃ「う…うそでしょう」

神官「もう廃れてしまったことだが………事実だ」

神官「はっきりいってこれはすごいことだぞ」

ゆうしゃ「あいつの強くなるための信念がですか?」

神官「それもそうだ、よく強くなることを目指したものだ

が、何より周りが遊び人を仲間として認めていたということがすごいのだ」

神官「ふつう、何のとりえの無い人間を仲間に入れるかね?」

ゆうしゃ「しませんね」


神官「だろう?、ありえないだろう??」

神官「だからそんな事をする者はここ10年ほど無かった」

神官「仮に仲間にしても、使い道が見つからずLV20まで待つのは極めて苦しい」

神官「よく彼をここまで育てたと思うぞ」

ゆうしゃ「いや、あの 別に育ててたわけじゃないんですが」

神官「君たちはすごいぞ」

ゆうしゃ「そんなにですか? いやぁそんなに褒められると……」

神官「君がリーダーと言ったね」

ゆうしゃ「そうですが」

神官「尊敬するよ」 手を出した

握手をした

ゆうしゃ「どうも(あいつとは一緒に旅をしてただけだがなぁ)」


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