過去ログ - 霖之助と魔理沙のパーフェクトなんたら教室デスマッチ with 慧音
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やくたみ
[sage]
2011/12/01(木) 02:17:11.70 ID:BP+lHK1ao
「ちゃんと食べてるか? 男の一人暮らしは食事がぞんざいになると聞く」
「食べてるよ。僕は料理が好きだからね」
彼はなんでもなさそうに答えた。
「ところで、ここにいつからいた」
淡い期待の残滓を取り払うつもりで話を変えた。考えてみれば寝顔を見られているはずだった。
「一刻ほど前だ。誰かがいるなら、一応空き巣でないことを言っといた方がいいと思ったんだけど、
寝てるものを起こすのも悪いと思って結局ここで気長に待ちながら写してたんだ」
私の寝顔に興味があったわけではないらしい。
「それにしても先生。今日は何かいいことでもあったのかい。やけににこにこしているけど」
そう言われるとたしかに自分の顔がそんなふうになっているような気がした。
と、同時にえも言われぬ恥ずかしさがこみ上げて、自分の顔が赤くなっていくのが分かった。
霖之助は上気していく私の顔を見て、また顔を伏せて本を写し始めた。
「気にしないでくれ。暑気でのぼせたんだ」
「井戸から汲んでこようか」
私の嘘に付き合ってくれたのか、本当に気づかなかったのか、その見えない表情からは読み取れなかった。
「遠慮する。直に収まるから」
なんとも情けない気分だった。
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