過去ログ - 霖之助と魔理沙のパーフェクトなんたら教室デスマッチ with 慧音
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やくたみ
[sage]
2011/12/01(木) 02:09:25.13 ID:BP+lHK1ao
熱心な子供達は各々で教科書を読んだり、本を写したりしていて、
時々慧音に言われた通りに外の井戸へ水を飲みに行った。
子供達の様子をそれとなく見ながら彼女は戸板を仕舞い、風がよく通るようにした。
あまり戸板を開けると外からの熱気が入って来るようだったので、慧音は試行錯誤して適度な按配を探った。
また、気休めだが日陰に打ち水をして少しでも子供達が涼しくなるよう計らった。
あとは、湿らせた布を持ってきて子供達の顔を拭いてやったりした。
外の様子は相変わらずのようだったが、彼女の熱意が天に届いたのか、
寺子屋の中は午前中より幾分涼しくなり、快適な風がよく通るようになっていた。
遠くから聞こえる蝉の声も居心地良く感じられ、教室の中は気だるい眠気に包まれていた。
汗だくの五人の子供達はみなうつらうつらと頭を揺らしていて、
中には既に眠りに落ちて机に突っ伏している者もいる。
彼女は眠った子供の手から墨の付いた筆を持ち上げ、脇の硯と共に水で流して洗った。
いつしかその場に起きているのは彼女だけになり、子供達の寝顔を見ていると慧音自身も睡魔に当てられた。
人目が無いので安心して大きな欠伸をして、彼女は教壇の机に頭をもたれさせた。
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