過去ログ - 霖之助と魔理沙のパーフェクトなんたら教室デスマッチ with 慧音
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8:やくたみ[sage]
2011/12/01(木) 02:12:13.50 ID:BP+lHK1ao
「そう、君も大好きな『本』さ」

 魔翌理沙の顔がみるみるうちに青ざめていく。

「それじゃあ行くぞ。くらえ!  『神道の本』(学研)!」

 彼が投げつけた分厚い本を魔翌理沙は避けようとするかのように身をよじった、
が、彼女の腕はしっかりと本を受け取り、そして無感情な様子でパラパラとページをめくる。

「これは! 神道のキーワードを立てて大筋の説明から入っていて初心者にも取っ付きやすい構成になっていて、
たくさんの挿絵や写真の資料も掲載していて見た目にも楽しめる上に、
神話のあらすじや日本の神の系譜やその性格なども分かりやすく解説していて、神道の理解の大きな助けになりそうだ!」

「どうだ魔翌理沙、知識が増えていくだろう」

「く、だがまだまだ! こんなもんじゃ私は賢くならないぜ!」

「なるほど考えたわね霖之助さん」

 霊夢がまた解説を始める。

「魔翌理沙は人の話は聞かないけど、本はついつい読んじゃうのよ。
さすが霖之助さんね。魔翌理沙の弱点を知り尽くしている」

 私は、そもそもこの戦いが何なのか、という疑問を尋ねるのは野暮なんだろうかと考えていた。


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