過去ログ - Steins;Stratos　Ⅳ -SS速報VIP

過去ログ - Steins;Stratos　Ⅳ

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797: ◆H7NlgNe7hg[saga]
2011/12/11(日) 22:44:42.93 ID:qDigdWUFo

スコール「なるほど……ね。復讐ってとこかしら？　ふふっ……なぁに？　悲劇のヒロインでも気取っているのかしらね。
　　　　　　まぁ、そちらから出向いてきてくれてありがとう。手間が省けたわ。そのIS、回収させて貰うわよ？」

　恋人であるオータムが瀕死だと言うのに、視線は一切移すことは無い。

以下略

798: ◆H7NlgNe7hg[saga]
2011/12/11(日) 22:45:09.26 ID:qDigdWUFo

　ゆっくりと左腕をエムに向ける。
　その腕にはすでに“ビット粒子砲”が展開されていた。

スコール『あっは、ちょっと腕に自信があるようだけれど。当ると思って？

以下略

799: ◆H7NlgNe7hg[saga]
2011/12/11(日) 22:45:35.85 ID:qDigdWUFo

　エムの実力は把握済みである。
　“オータム程度”とは格が違う。

　自身が出る幕でも無い、そう信じ込んでいた。

以下略

800: ◆H7NlgNe7hg[saga]
2011/12/11(日) 22:46:02.70 ID:qDigdWUFo

　放たれた光弾。
　訪れる衝撃と音。

　“音は後からやってきた”。

以下略

801: ◆H7NlgNe7hg[saga]
2011/12/11(日) 22:46:33.96 ID:qDigdWUFo

　千切れ跳ぶエムの“右腕”。
　“シールド・バリア”も“絶対防御”も突き抜けて、その光弾はエムの右腕を体から引き離した。

　その攻撃が故意なのか、またはエムの反応により着弾が腕へとそれたのかは解らない。

以下略

802: ◆H7NlgNe7hg[saga]
2011/12/11(日) 22:46:57.44 ID:qDigdWUFo

　ゆっくりと、左腕の高さをエムの頭部まで持ち上げる。
　狙いは頭だった。

エム『……』

以下略

803: ◆H7NlgNe7hg[saga]
2011/12/11(日) 22:47:26.00 ID:qDigdWUFo

　スコールも同様である。
　相手の実力が読めない程、愚かな女ではない。

　しかし、しかし……余りにもイレギュラーな強さ。

以下略

804: ◆H7NlgNe7hg[saga]
2011/12/11(日) 22:47:52.51 ID:qDigdWUFo

エム『……チッ！！』

　が、諦める訳にもいかない。
　エムは動いた。

以下略

805: ◆H7NlgNe7hg[saga]
2011/12/11(日) 22:48:20.19 ID:qDigdWUFo

　出し惜しみなどしない。
　弾丸は“シールド・アンブレラ”を破壊し突き進む。

　正確に頭部へと放たれたそれは、微妙にだが軌道をずらされた。

以下略

806: ◆H7NlgNe7hg[saga]
2011/12/11(日) 22:48:46.61 ID:qDigdWUFo

　“瞬時加速”-イグニッション・ブースト-発動。

　瞬時に縮まる距離。
　速度による慣性を利用し、攻撃力は最大限のパフォーマンスを発揮している。

以下略

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