過去ログ - 女侍「働きたくないでござる! 絶対に働きたくないでござる!」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[saga sage]
2011/12/03(土) 17:10:19.44 ID:YI4xFZu30
男「……いや、それよりも拾ったって」

女侍「うん? ……拾った物は拾った物だ、何か問題が?」


 しれっと答える団子女に、呆れ半分怒り半分の感情を抱く。
 拾い物だからといって自分の物にしてしまうその思考に呆れ、
 武士の魂たる刀を何の覚悟もなしに身につけるその浅薄さに怒りを覚えた。


男「……刀は武士の魂だ。軽々しく自分の物とするなんて」

女侍「なれば元の持ち主は武士の魂を往来に置き忘れる程度の志しか持ち合わせていなかったわけだ」

男「うぐっ」


 そう言われると、返せない。屁理屈であると同時に……正論でもある。
 くそっ、元の持ち主め、武士の誇りはどうしたんだ馬鹿!


女侍「というわけで、私はこうして刀を身につけているわけだ。ご理解頂けたかな」

男「……」

女侍「はっはっは、現実でもこうして阿呆を論破してやるのはなかなかに気持ちがいい!」

男「……現実?」

女侍「う」

男「なんのことだ?」

女侍「知らないなら知らないで良い。黙って早く注文でもしろ、このおのぼりさんめ!」


 絵戸っ子でないからと馬鹿にしやがって……。
 とはいえ、空腹の度合いがそろそろピークに達しているのも事実。
 団子女があれだけ美味そうに食べていたので、俺も同じく団子1セットを注文することにした。


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