過去ログ - 唯「けいむしょ!」
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3:唯「けいむしょ!」[saga sage]
2011/12/03(土) 22:07:48.44 ID:+hCfvYYc0



第一話



さわ子「点検ンンン用ォ〜〜〜意!!」

午前6時50分。今日もさわちゃん刑務官の点検の時間。
ドアの前に五人横一列で、座布団を敷いて正座します。

律「おっと、並ぶか」

唯「正座、正座っと」

梓「しかし、ホントあの人の声ってよく通りますよね。廊下の――」ヒソヒソ

澪「梓、シッ! 交談禁止!」ヒソヒソ

シーン

コツコツコツコツ

さわ子「214号室! 番号ォ!」

律「1!」

澪「2!」

唯「3!」

紬「4!」

梓「5!」

さわ子「はい、おはよう!」

律澪唯紬梓「おはようございます!」

私達の点検は終わったけど、全室終了するまでは、入口前で一列に正座したまま。
でも、りっちゃんは身体がプルプルしてるし、私も動きたくてウズウズしてる。
だって、もうすぐ朝食だもん! フンス

さわ子「点検ンンン終了ォ〜〜〜!!」

の声がかかると同時に!

律「ほいっ、ほいほいっ」パッ パッ

食事席の位置に素早く動かされる座布団!

澪「よいしょ!」ガッチョン

唯「はい!」ドン

電光石火で用意される折りたたみ式テーブル!

梓「これ、律先輩! これ、澪先輩! これ、唯先輩! これ、ムギ先輩!」シャーッ シャーッ

テーブルを滑る五人分の箸箱!

見よ! このスピーディーな連携プレー!
そして、すぐに配食が始まるよ!

配食係「はい、これとこれがB」

紬「はい、B」

配食係「はい、こっちA」

紬「はい、Aです」

廊下の配食係からご飯の器を受け取ったムギちゃんが、私達の方へどんどん回していく。
このAとかBとかは何かというと、実はAの方がご飯の量を多くしてあるのです。
立ち仕事の人はフタに赤い丸が書かれたA、座り仕事の人は青丸のBが当たります。
私もA飯が食べたいなぁ。でも立ち仕事は疲れるから嫌だし……
あ、おかずとお味噌汁は均等だよ。


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