過去ログ - 岡部「学園都市だと!?」上条「……はい」
1- 20
51:1
2011/12/04(日) 13:56:25.94 ID:9kMGiZg5o
「白井さん、検索が終わりましたよ」

上条の紅茶を用意しに向かった初春が、途中でコンピューターの画面を確認していった。

「どうですの?」

「学園都市内では該当するような施設や人物はありませんねえ。学園都市外にはありますが、どれも民間の怪しいものばかりです」

「やはりそうですの……」

「まあ、しかたがないわよね。どこか設備を借りられる研究施設はあるかしら?」と紅莉栖は初春に声をかけた。

「どこも頼んでみないとわかりませんが、あまり目立つ行動はできませんよねえ」

「それなら工場みたいなところはどうかしら? それがないのなら部品さえあれば民家でもいいわ」

「部品を集めるくらいならできるかもしれませんが……」と初春は語尾を濁した。

「それでタイムマシンは作れるんですか?」初春が言葉を濁したものを代弁するように佐天がいった。

「……正直五分五分、いいえ、嘘をいってもしかたないわね。1割も可能性はないと思うわ」

「そんな……。それじゃ、ここに来る時に乗ったタイムマシンは誰が作ったんですか?」

「岡部とわたしと……橋田っていう仲間がいてね、主にこの3人で作っていたのよ」

「じゃあ、その橋田さんがいればタイムマシンを作ることができるんですか?」佐天は質問を重ねた。

「それも難しいと思うけど……」と紅莉栖は少し目を伏せた。

「そこです!」佐天は大きな声を出した。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
106Res/82.04 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice