過去ログ - 岡部「学園都市だと!?」上条「……はい」
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2011/12/04(日) 14:14:14.51 ID:9kMGiZg5o
……。
「つまり、思い込みっていうことよね?」説明を聞いた紅莉栖は黒子に尋ねた。
「まあ、そのようなものですの」
「なるほど、それなら岡部が能力者だっていうのも頷けるわ。自己中で思い込みが強いもの」
「クリスティーナよ、それは自分自身のことでもあるのだぞ」
「ティーナじゃない!」
そのふたりを見て上条は少し呆然としたような様子だった。「え、さっきの説明でおふたりは理解されたのでせうか……」
「あんたこんなこともわからないの?」美琴が冷たく言い放つ。
「上条さんは伊達に万年補習じゃありませんのことよ」
「自慢になってないわよ、バカ」
「……いうのは簡単ですが、わかっていてもできない方も多いですの」
「問題はない。おれたちが元の世界に移動できると思い込めばいいのだろう? その可能性を信じればいいのだろう? ならばおれはずっとそれを信じている!」そういうと岡部は紅莉栖に目をやって言葉を続けた。「まあ、もし戻ることができなかったら、この学園都市の住人になるのもいいだろう!なあ、クリスティーナよ」
ーー 住人? そ、それって岡部といっしょに……す、住むってこと!? む、無理よ無理/// ……でもやっぱりいいかもしれない/// ーー
「そ、そそ、そうね/// どうしてもダメだったらしかたがないわよね/// わ、わたしはどっちでもいいけど、あんたがどうしてもっていうんなら……///」紅莉栖は赤面して答えた。「ってティーナじゃない!忘れるとこだったわ」
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