過去ログ - 岡部「学園都市だと!?」上条「……はい」
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2011/12/04(日) 15:04:49.27 ID:9kMGiZg5o
岡部と上条が出ていったあと、紅莉栖は4人の少女を前にして深く頭を下げた。
「紅莉栖さん? そんなにあらたまらなくても……」少し慌てたように美琴がいった。
「いいえ、本当にありがとう……。突然現れたわたしたちを信じてくれてありがとう。こんな無礼なわたしたちに親切にしてくれてありがとう。わたしたちを助けてくれてありがとう。……わたしたちを仲間にしてくれてありがとう」
紅莉栖の目から、自分でも気づかないうちに涙がこぼれ落ちていった。
「そんな……仲間にしてくれたのは……、紅莉栖さんたちのほうじゃ……。だって、ラボメン……」佐天の頬にも涙の筋ができた。
その言葉を聞いて紅莉栖は涙を流したままに笑うと、美琴と目を合わせた。
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