過去ログ - 禁書「イギリスに帰ることにしたんだよ」 上条「おー、元気でなー」
1- 20
24: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2011/12/10(土) 19:17:01.81 ID:muetwuoBo

「うぅ、マイクも使えないのかにゃー。カミやん教育はちゃんとやってほしいぜよ……」

「むっ、子供扱いしないでほしいかも」

「はいはい……もう電源入ってるからここに向かって話せばいいぜい」

『あー、わわっ、本当に声が大きくなるんだよ!!』

そんな超絶機械オンチ少女に、会場全体に笑いが広がる。
本人はそれなりに真面目なのだが、やはり周りから見ると微笑ましいものだ。

しかし、上条はと言うと、インデックスのそんな様子に思わず頭を抱えてしまう。

「はぁ、インデックスの奴……」

「いやー、相変わらずおもろい子やねぇ」

そうやって隣でニヤニヤとしているのは、クラスメイトの青髪ピアスだ。上条も人のことは言えないが、スーツが物凄く似合っていない。

「俺は頭が痛くなる……」

「はは、さながら親の気分っちゅうやつ?」

「そうなのかもな……。あのドレスだって、アイツまともに着れなくて大変だったぞ」

「え、まさかカミやん、着せてあげたり……?」

途端に青髪ピアスの声の調子が変わる。
その表情から、「あちゃー、ついにやっちゃったかー」みたいな心情が透けて見えるようだ。

上条はそんな青髪ピアスに、溜め息をつきながら、

「んなわけあるか。わざわざ御坂呼んで手伝ってもらったんだよ」

「なっ、なんてもったいない事を!!」

「テメェの頭の中はそんな事しかねえのかよ!」

青髪ピアスがこうなのはいつもの事なのだが、それでも突っ込んでしまう上条。
そういえば、最初に青髪ピアスにインデックスと一緒にいる所を見られた時も、そんな犯罪的な事を疑われたような気がする。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1634.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice