過去ログ - 禁書「イギリスに帰ることにしたんだよ」 上条「おー、元気でなー」
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4: ◆ES7MYZVXRs
2011/12/04(日) 14:15:32.18 ID:McvQY9qko


「えっ……」

インデックスに表情を見られないように俯いて。
まるで搾り出すように上条の口から紡ぎだされた言葉。

それを聞いたインデックスの目が大きく見開かれる。
瞳には確かに上条がいて、そして小さく震えていた。
それは目だけではなく、肩や手……体全体にも及んでいた。

「俺は……お前がいねえと…………」

「とうま? わ、私は…………!!」

インデックスは思わずベッドの上に立ち上がる。
その表情はとても必死なもので、同時に様々な感情が見え隠れする。
しかし、インデックスは次の言葉が言い出せない。
右手を胸元まで持っていった状態で、少しの間視線を彷徨わせているその様子は、まるでイタズラがバレてしまった子供のような印象も受ける。

上条は相変わらず俯いたままだ。その表情は決して見せない。
そんな上条の様子に、インデックスはさらに困ったように上目遣いで見つめることしかできない。

と、その時――――。



「……ぶっ!!!」



「……え?」

「あははははは!!! 引っ掛かったー!!!」




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