過去ログ - 禁書「イギリスに帰ることにしたんだよ」 上条「おー、元気でなー」
1- 20
569: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/01/02(水) 14:29:04.09 ID:u+C4ShB6o

「それで、いつ告白すんだ? 学園都市にいる最終日とか?」

「なんでそんなに楽しそうなのかな」

「そりゃ他人の恋愛話は楽しいだろ」

「……はぁ。しないよ、告白なんて。さっきも言ったけど、色々と都合があるんだよ」

「科学と魔術がどうのこうのってやつか?」

「そう。一歩間違えたら世界レベルで大事になっちゃうし」

「色々大変なんだなあんたも…………けどさ」

浜面はここで一旦言葉を切る。
インデックスと上条の状況は、浜面と滝壺の状況とはだいぶ違う。
それでも、浜面には彼女に言っておきたい言葉があるようだ。


「周りのことを考えるのもいいけど、まずは自分が本心ではどうしたいのかってのが大事だと思うぜ」


インデックスは少し驚いたように、隣を歩く浜面のことを見上げる。
それは浜面の言葉にただ感心しているのか、それとも丁度考えていた事を当てられて驚いているのか。
色々な感情が混ざり合い、彼女自身にも分からなくなっていた。

だが彼女はすぐに真剣な表情になり、ただ一度だけ力強く頷いた。


「――分かってる」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1634.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice