過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟 陸匹目
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507: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/04(水) 07:22:01.82 ID:lYEyqy8Eo

そ、そうですね……今年は辰年ですから、『ドラゴン』であるエイワスも
色々と忙しいのでしょう……うん。すまぬエイワス、いつも出番が行間ばかりで……。

そんな訳で、おはようございます。そして、あけましておめでとうございます!
以下略



508: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/04(水) 07:22:55.08 ID:lYEyqy8Eo


嫌な予感は見事に的中した。クリティカルヒットだった。
予想通りの返事が飛んできたが、それでも丈澤は驚きを隠せなかった。

以下略



509: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/04(水) 07:24:14.99 ID:lYEyqy8Eo

「大体なぁ、それはただのバイクじゃないし、むしろバイクじゃないんだよ。
 だから例えアンタが風紀委員だろうが警備員だろうが、上の命令に背いて
 こいつをアンタに貸し出す訳にはいかないんだ」

以下略



510: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/04(水) 07:25:26.47 ID:lYEyqy8Eo

「だったらこのバイクを『オルソライダー』に改名すれば――――」

「名前の問題じゃねえんだよ!! でもちょっと良いな『オルソライダー』!!」

以下略



511: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/04(水) 07:26:53.32 ID:lYEyqy8Eo

合わせるように、丈澤も表情を引き締める。
同時に、オルソラの口から出てきた誘拐という物騒な響きに拳を強く握った。


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512: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/04(水) 07:27:58.29 ID:lYEyqy8Eo

「確かに誘拐されたお二人のために、学園都市の警備員や風紀委員の
 方々が動いてくれているのでございます。 でも、だからといって
 その方々に全てを任せて私はのんびりと待機する理由はありません」

以下略



513: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/04(水) 07:28:41.91 ID:lYEyqy8Eo

なんてくだらない事をほざく女なんだろう、と呆れたのではない。

何でこんな強固な芯が通った強い女性が、学園都市という街にそぐわぬ
シスターのコスプレなんかしてるんだろうと、そのギャップに笑いそうになったのだ。
以下略



514: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/04(水) 07:29:46.40 ID:lYEyqy8Eo

それとも風紀委員の称号はフェイクで、本職こそがシスターなのかと
丈澤は一瞬考えたが、そんな事は最早どうでも良かった。
どれだけ理屈や事情を並べても、このオルソラ=アクィナスという一人の女は
退かない。そう理解した丈澤は『ドラゴンライダー』の傍に置いていた工具箱を拾い、
以下略



515: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/04(水) 07:30:14.10 ID:lYEyqy8Eo

オルソラはそのケースに近づき中身を確認すると、そこには灰色を基調とした
ライダースーツのような駆動鎧が丁寧に畳んで収められていた。


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516: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/04(水) 07:31:13.04 ID:lYEyqy8Eo


丈澤が『ドラゴンライダー』の固定具を全て外し終えたと同時に、
彼の耳が籠った女性の声を受け取った。

以下略



517: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/04(水) 07:33:16.06 ID:lYEyqy8Eo

……が、丈澤が目を奪われた理由はそんなところじゃなく、なにせ人間の全身像を
くっきりと浮き彫りにするタイプの駆動鎧であるため、オルソラの美しく艶かしい
肢体が明瞭に確認出来るのだ。

以下略



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