過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟 陸匹目
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628: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/11(水) 10:56:10.32 ID:kHO/TQ/uo

「……ルーン? 魔術、……非科学か?」

『車の姿が見えないというのも、恐らくは隠蔽術式が迷彩術式に準じた
 魔術を施しているものと推測出来る。 これも私なら看破する事が可能』
以下略



629: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/11(水) 10:57:11.48 ID:kHO/TQ/uo


直後、ふわふわと浮かんでいた無数の礫が流星群の如く学園都市へ落下していった。
ミーシャが指示を送っているのか、礫の一つ一つが複雑な軌跡を描き、街に満遍なく
降り注ぐ形で地上へと吸い込まれていく。
以下略



630: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/11(水) 10:58:00.87 ID:kHO/TQ/uo

『お、おおお、お姉様!? た、確かお姉様は今、空におられるとか仰ってましたわよね!?』

「え、うん……まぁ。 すっごく嫌な予感がするんだけど、何かあった?」

以下略



631: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/11(水) 10:58:45.45 ID:kHO/TQ/uo

気づけば、ミーシャの後頭部をチョップしていた美琴の手が撫でるような形になっていた。
まるで『でかした!』と賞賛するように。


以下略



632: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/11(水) 10:59:44.85 ID:kHO/TQ/uo


――――――――――――――――――――――


以下略



633: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/11(水) 11:00:51.47 ID:kHO/TQ/uo

「……どうした?」

「チッ、奴ら、『人払い』に気が付きやがったか。 街中に張り巡らせておいた
 ルーンの札が一瞬で破壊されちまった。 街にも魔術師がいるのか、それとも
以下略



634: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/11(水) 11:01:51.91 ID:kHO/TQ/uo

(一瞬で"全ての札を無効化しやがっただと"!?広範囲で、かつ針の穴に
 糸を通すような精密作業が要求される業だぞ……?
 学園都市に魔術師がいるとして、そいつは一体どれほどの技量を……)

以下略



635: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/11(水) 11:02:30.67 ID:kHO/TQ/uo

しかし。ある一点。

ジャージの魔術師の顔を青ざめさせるのに充分な要素が、そこにはあった。

以下略



636: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/11(水) 11:03:17.89 ID:kHO/TQ/uo

「おい、」

「車を出すぞ!! クソッたれ、奴ら……予想以上に狂ってやがる!!」

以下略



637: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/11(水) 11:04:05.43 ID:kHO/TQ/uo

「なんだと?」

『俺達はガキを連れて迂回し、別ルートから港へ向かう。 船はちゃんと
 用意してあるんだろうな!? ここまで来て待ちぼうけなんざまっぴらだぞ』
以下略



638: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/01/11(水) 11:05:10.60 ID:kHO/TQ/uo

『空に何か居たんだよ。 確認をする暇がない事は今のでわかったな?
 追っ手が空から俯瞰している以上、この車にどこまで囮としての価値が
 あるかは甚だ疑問だが、とにかくここで停滞してたら駄目だ』

以下略



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