過去ログ - セイバー「マスターが部屋から出て来なくなってもう五日」
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28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越)
2011/12/07(水) 00:38:43.26 ID:NK0Y9PZAO
セイバー「ところで気になったのですが先程は何故ランサーに追われていたのですか?」

士郎「ああ、それなら――」

俺は話した。ランサーと赤い男と同級生の遠坂が戦っていたこと、その後に会った少女のこと、それを見てしまった故にランサーに殺されかけたこと。

士郎「情けねえよな、俺・・・」

気づけば俺は泣いていた。

セイバーは俺の両手をぎゅっと握りしめる。とても温かかった。

思えば学校を出た時から俺には恐怖しか、感じられるものはなかった。
あんな光景を目の当たりにした恐怖、あの少女の冷たい視線とサーヴァントであろう巨漢のプレッシャーによる恐怖。ランサーの殺気による『死』の恐怖。

そして何よりも辛かったのは、自分には味方がいないという『孤独』という恐怖。

そうだ、よくよく考えれば今俺が生きていていることそのものが奇跡なんだ。セイバーだってあの時に出て来なければ間違いなく俺は・・・。

士郎「死にたくない・・・!!死にたくない!!死にたくない!!死にたくねえよおおお・・・!!!!」


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