過去ログ - 魔王「世界の半分はやらぬが、淫魔の国をくれてやろう」
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◆1UOAiS.xYWtC
[saga]
2011/12/16(金) 23:06:44.35 ID:44kbZ7YTo
唇を重ねたまま、腰が動き始める。
ぴったりと張り付いた膣肉が、そのまま引き出されてしまいそうなほどに締め付ける。
捻りを加えながら、入り口近くまで肉棒を引き出し、再びゆっくりと、奥まで入り込ませる。
突き込む度、引き抜く度、何度も彼女の体が震え、膣内も一個の独立した生物のように蠢いた。
上と下、両方からの淫靡な水音が重なる。
硬く閉じていた歯は解かされるように薄開き、その間を逃さずに勇者の舌が滑り込む。
ぬるりと侵入してきたそれは、彼女の歯の裏、口蓋、歯茎を順に舐り上げる。
つるつるとした、歯の感触。
触れる度に舌先を熱くさせる、唾液をまとった口内の粘膜。
蹂躙を愉しむ暴君のように、舌が口内を暴れ回る。
途中で彼女の舌も合わさり、口内で、舌と舌が触れ合って踊る。
互いの口内を何度も逆転させて味わい合い、
どちらともなく舌先に唾液を乗せて贈り合い、
それ自体がもはや、完成した性行為にすら感じられた。
いつしか、彼女は両腕を勇者の首に回し、脚は勇者の腰に絡み付いていた。
爪先をすぼめて脚を組み合わせ、がっちりと。
ピストンを繰り返す度、塞がれた口内から吐息が漏れ、そのまま勇者の口へ届き、肺を満たす。
甘い快楽が溶け込んだような吐息が、ダイレクトに肺へ吸い込まれる。
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