過去ログ - 魔王「世界の半分はやらぬが、淫魔の国をくれてやろう」
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52: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2011/12/07(水) 06:01:54.11 ID:5snW6QyYo
勇者「ああ、頼む」

堕女神「はい、承知いたしました」

台車の上の、皿にかぶせられたクロッシュが外される。
消化に良いように、ゆるく仕上げられたリゾットが載っている。
上に振られたハーブの香りが鼻腔をくすぐり、疲れた体にも食欲を沸き起こさせる。

堕女神「腕は、動きますか?」

勇者「…………」

問いに、勇者は沈黙で答える。
わざとではなく、腕も、今はいう事を聞いてくれそうにない。

堕女神「…………口を開けてください、陛下」

スプーンを持ち、リゾットを一すくいして、まず堕女神の口元に運ばれる。
唇が窄み、スプーンの上のリゾットに息を吹きかけ、冷ます。
その後、勇者の口元へと持っていかれる。

勇者「……うん。美味しいよ」

堕女神「…………///」


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