過去ログ - 魔王「世界の半分はやらぬが、淫魔の国をくれてやろう」
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737: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2011/12/21(水) 01:48:48.92 ID:nfQOajV2o
扉をくぐると、その先は『淫魔の王』の、城だった。
細部は違っているが、恐らく、ここは玉座の間。

眼前、遠くには玉座。
そこまでの赤い絨毯の道を残して様々な姿の淫魔達が熱い視線を向けており、若干気圧される。

勇者「……これは…」

戸惑っていると、背後から、良く知る声が聞こえた。

???「お進みください。今日この時をもって、貴方は…『王』となるのです」

勇者「堕女神?」

堕女神「……はい?何でしょうか」

勇者「…いや。後でいい。……進めば、いいんだな」

振り返り、声の主を確認した。
そして、胸の奥から暖かくなるような喜びを感じて、玉座へと進む。

―――また、会えた。
―――彼女と、彼女達との時間を再び歩みなおす事ができる。

足取りは軽く、そして深い。
淫魔達の視線が惜しみなく注がれる中、玉座の前へ辿り着き、壇上から大きく振り返る。


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