過去ログ - 女「we are…」 幼女「てらーざ!」 姫様「ゴースト。」
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114: ◆N1RGqRourg[saga]
2011/12/12(月) 01:35:12.01 ID:HKlYzKeV0

父親「くぉらぁっ!また猫に餌やってないでしょ!毎朝ちゃんとやりなさいっつってるでしょうが!!」

少女「はいはい」

父親「なんて返事の仕方なの!しゃんとしなさいっ!」

 少女の投げやりな態度に、そのお父さんがさらに激昂する。

母親「お父さん・・・私がちゃんとやってるから良いじゃない」

 仲裁し宥めようとするも、少女とお父さんら二人の感情の矛先が割って入ったお母さんに纏まってしまう。

父親「お母さんがそうやってなんでも甘やかすから…―」

 お父さんは変わってしまった。

 窓ガラスに張り付いていつもだらしがない笑顔をしていた彼のその瞳は、最早昔の赤子と未来の少女しか見ていない。
―今の少女は不満そうであるが、気付いているのだろうか。

少女「その猫、私の…」

 お母さんの足下にじゃれつく仔猫を、寂しそうに睨み。そんなことを漏らす少女。

母親「あぁ…ごめんなさい」

 いつか窓ガラス越しに見た仲睦まじい夫婦は、いつの間にかお互いの立場が入れ換わってしまっていた。



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