過去ログ - 女「we are…」 幼女「てらーざ!」 姫様「ゴースト。」
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136:”少年”という単語には女児も含まれるので名前はこのまま。 ◆N1RGqRourg[saga, sage]
2011/12/15(木) 23:53:56.81 ID:+bNPlwDa0

少年「えっと、よ、よくわかりませんが…―」
少年「―ごめんなさいっ!」


 勢いよく腰を折り曲げる少年。


―そう、彼は……いや彼女は、

 女の子だったのだ。


 勢いがつきすぎたのか、大きな本の装丁を太ももにぶつけていた。

少年「っ、あいたぁ…」

 痛みの余り低頭の姿勢をといて、よろよろと2歩3歩後退する少年。
 見かねて歩み寄り、少年のももの付け根に手をあてて痛みを何処かへと飛ばすおまじないをする少女。

少女「はい、大丈夫。あと、同い年みたいだし敬語もやめよ?」
少年「あっ、ありがっ…あ、いやいや、ごめんなさ―」

少女「―意味無く謝るのも禁止。」

少年「―っ……あ、ありがとう…」

 少年がそういうと、少女は困ったように首を振り、よいしょと声を出し立ち上がった。

 そうして姿勢を正し、あらためて間近でその顔を睨むようにみつめる。


 くっきりした鼻筋と瞼、

 鋭いまなざしながら、何処か優しさを孕んでいるような雰囲気、

 確かに中性的ではあるけれど、”男前”と呼んで差し支えない姿である。


―本当に似ている…―

少女「本当に男前だよねぇ…」
少年「み、みないで…」


 しかし、性格はこうである。



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