過去ログ - 女「we are…」 幼女「てらーざ!」 姫様「ゴースト。」
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8: ◆N1RGqRourg[saga]
2011/12/06(火) 23:43:56.18 ID:GKHRrRnA0
―――――――。


 お隣の爺が言っていた場所は、それほど遠くは無い。

そう感じていた女性の以前の記憶よりも、更にずっと近くに感じられた。

このあたりで小川といえば一つしかなく、そこへ行くには切り立った崖の上につくられたアスファルトの道路を歩いてゆくしか無い。

直線の距離ならば、100も数えない程の位置に、大小様々な岩がごろつく浅瀬川があり、ここで暮らしていた頃はよく仲間たちとそこで集まって遊んだものだ。

 しかし、そこに行くまでの道が危なく、舗装されたものは車道しかないため、大人たちは子供らがそこで遊んでいると、崖の上のガードレールから声を張り上げて怒鳴るのであった。

 懐かしい記憶に口端を緩ませながら歩いていると、すぐにその崖の上の道路へと着いた。
すると、―


「うぅうぇっ!ぇ〜〜えぇ〜えぇ〜っ!ぇっ!ぅぅ…」


 大人達がいつも自分たちを見下ろしていたガードレールの下に、
案の定、泣き叫ぶ子供が居た。


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