133:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga sage]
2011/12/20(火) 15:20:29.21 ID:9+ocRRVm0
ちなつちゃんは私、いや結衣といられる時間のほうが大切だったし、あかりもそうだと思ってた。
けど、あかりは『困っている人はほっとけないよ』って言ってすぐに生徒会に入ることを決めたんだ。本当にあかりはいろいろと優しいんだなって思ったし、同時に面白そうだな〜って思った。
そして気付けば、あかりは学校でもそれなりに有名な人になっていた。
生徒会での活動もそうだけど、今まであかりが何をしていたのかっていうことがいろいろと話されるようになってきて、三年生である私たちのクラスでも時折あかりの名前を耳にする。
その分、私と結衣は学校であまりあかりと会えなくなってた。
京子「結衣〜」
結衣「どうかした?」
京子「この頃、あかりがここにいる時間が少ないのがいつも通りになってきたな」
その言葉に結衣は少しだけ黙っていて、そうだなって言葉を漏らした。
ちなつちゃんも確かにそうだなっていう顔をしていた。それもそのはずで、二人は同じクラスではないのだ。
ある意味、三年生になって6月を越える前までが、去年みたいなごらく部だったと思う。
京子「ちょっと、生徒会室行ってくるわ」
結衣「またラムレーズン取りに行くのか?」
ちなつ「食欲旺盛ですね」
京子「ふふふ、ラムレーズンがなんだか読んでる気がしてなー。ってわけでちょっくらいってくる〜」
私はのんびりとした足取りで部室を出た。
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