138:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga sage]
2011/12/22(木) 12:17:28.24 ID:hLj0OaUF0
結衣の指摘は間違っていない、いつも生徒会に行ってはアイスとかを食べて帰ってくるし、なかったらなかったで笑いながら帰ってくるのが私なのだ。
だから今回のように見るからに何かがあったみたいなことになってる私を見て、結衣が異変に気づくのは当然のことであった。
ちなつちゃんもやっぱり私が変であることは理解しているようであって、その視線を受けながら座る。
座って少しばかり手を動かしたり、下を向いては首を振ったりなど、結構挙動不審なことをしているななんて、思いながら今さっきの生徒会室から聞こえてきた会話を思い出す。
進学校に行く……
あかりはまだ二年生だ。後々考えだって変わるかもしれないし、どこの高校に行くのかを決めるのは本人であって私じゃない。
わかっていても、なんだかすっきりしない。それがなんであるかはわからなかったけど、二人が向けてくる目に若干待機れなくなってきた。
京子「み、見るなよう」
結衣「照れたフリしない、何かあったんだろ?」
ちなつ「京子先輩ってあまりショックとかとは無縁の人と思ってたんだけどな〜」
結衣「いや、こいつは何気にショックを受けると、こうなる性質なんだぞ」
意外ですね〜、そんなちなつちゃんの言葉を聞きながら私はやっぱりショックを受けていることを隠し通すことができないんだな〜と、心の中で大きな溜息を吐いた。
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