139:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga sage]
2011/12/22(木) 12:36:30.98 ID:hLj0OaUF0
結衣「へぇ〜、あかりが進学校ね〜」
ちなつ「あかりちゃん、確かに勉強できるからね〜」
結衣は何とも意外そうに、ちなつちゃんは淡白に感想を述べた。
どちらもそれほどこの出来事にショックを受けているわけではなくて、それがなんだか気に障った。
京子「なんで二人ともそんな冷静なんだよー」
結衣「まて、落ち着け」
ちなつ「そうですよ、少し落ち着いてください京子先輩」
二人になだめられて腰を下ろすと、いつの間にか淹れられたお茶を一気に飲み干す。
めちゃくちゃ熱かったけど、そんなことを気にするような感じにはなれなかった。
なんで二人はそれほど冷静にことを分析しているのかと、私はこれほどまでにショックを受けているというのに。
私の憤慨をわかっているはずなのに、結衣は何も言わないで少しばかり何か考えているし、ちなつちゃんは私を見てはなんだか首を横に振ってた。
ちなつちゃん、その若干のあきれ顔はなんなんだ?
京子「ちなつちゃん、なんで今首横に振ったの?」
ちなつ「そうですね。なんか、京子先輩ってちょっと鈍いのかなって思って」
京子「何がだよ!」
思わず上がった声にちなつちゃんがびくりってなって、少ししてからごめんとと私は言葉を漏らした。
こっちも言い過ぎました、ごめんなさい。ちなつちゃんの言葉に小さく頷いてから、結衣に目を向けるともう勉強を再開している頃だった。
そこまで勉強が大事なのかと思った。若干呆れてしまって、どうでもいいと倒れこむ。
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